初めての調達。お手伝いをさせていただきます!

新任の調達担当者に必要なたった一つのこと

異動・配属等で調達・購買担当者になった方。一体、どんな仕事をやるのか不安で仕方がないですよね。
調達・購買(当サイトでは全て同じ意味として定義づけします)とは、会社や組織などで、モノやサービスを買うことをいいます。

モノやサービスを購入するといっても、ぼんやりとしていて、なかなかわかりづらいですよね。
わからない仕事の上で、いろんなプレッシャーがあって、世の中の調達・購買担当者で体を壊してしまう人も結構いると聞きます。

当サイトでは、部品製造メーカーの営業を経験し、その後海外赴任してからずっと調達業務に携わっている私、令和(のりかず)が、調達・購買担当者に為になる記事を書いていきます。

まずはこのページをご覧になっている方は、きっと調達・購買業務に携わるのが不安で仕方がないのでしょう。
でも、心配はいりません。
私は、イマドキの2016年、2017年入社の男性社員、女性社員の教育担当として携わり、今では彼らもほぼ一人前のバイヤーに成長させることができました。
何も不安に思うことはありません。

今回は、調達・購買担当者に必要なたった一つのことをお伝えします。

スポンサーリンク

調達・購買担当者に必要なたった一つのこと

結論から先に言います。

調達・購買担当者(バイヤー)に必要なたった一つのことは
「信念」です。

担当者
へ?そんなの全てのことに共通して言えるじゃないですか!

そう、信念を持つことは仕事をする上で全てのことに共通していると思います。
また人生設計でもそうですよね。
「この学校に入ることを決めた。4年間頑張るぞ。」
「社会人になった。まずどんなことがあっても3年は頑張ろう。」

そうなんです。信念。
信念を持つという基本的なことが、調達・購買担当者には必要なのです。
その理由について説明をしていきます。

ケーススタディ

わかりやすい例で説明します。

今月、調達部門に配属されたAさん。
営業部時代に優秀な成績であり、お客様との人間関係もピカイチであった。
但し、おっちょこちょいなところがあり、原価の計算を間違えることがしばしば。
調達部門に欠員が出たため、調達部門に異動することになりました。
異動して3日目。仕入先との面談の中で、接待のお誘いがありました。
自分も営業部時代にお客様との人間関係を作るために、接待をやってきた。
接待を受けるかどうかの判断をしないといけません。どう答えますか?
こういった場面、あなたならどうしますか?(※この記事では接待の是非を問うものではありません)
まず、あなたの信念として、接待を受けるのは、OKですかNOですか?
まずここが重要なのです。
その信念がどちらかにあるかで、答え方は変わってくるはずです。
※接待の考え方についてはこちらの記事をどうぞ。

信念は貫くものであるが・・・

信念とは、改めて調べてみました。

正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」
そう、信念を貫き通す。良い言葉ですね。
信念を貫き通す。
そうなかなかできることではありません。
先程の接待の例。
私の回答を言います。
→ 基本は接待を受けない。しかし、例外あり。

信念を持ちつつ柔軟であれ

私の回答。一本筋は通してあります。
でも、例外を設けています。そこはここ5年以上、ぶれていません。

信念は持ち、そこに例外を設けるのもいいです。但し、その例外が過度になって常用になってはダメです。
例外は10%以下にすべきです。

そして信念は、柔軟に変化させることも可能です。
過去は過去、今は今、未来は未来と柔軟に変化させ、対応できることがこれからの人材に求められています。

でも、注意点があります。

信念は口に出さない

柔軟な信念は、口に出すことで「いい加減な考え」になってしまいます。
自分の中にそっとしまっておきましょう。
口に出すと、変えてしまったときに過去の理由付け、今の理由付けなど何かと面倒です。
自分の中にしっかりとしまっておいてください。

全て信念の元に

このブログの記事は全て、私の仕事を通して確立した「信念」の元に成り立っています。
ところどころで、この信念が出てくると思います。
調達・購買初心者の皆さんにとって、心を病むこと無く、晴れ晴れと仕事ができるようサポートしていきたいと思っています。