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【営業さん向け】絶対成功する接待の誘い方 ※誘われる方の立場から検証

  • 2019年6月2日
  • 2019年6月2日
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このブログは調達担当者向けですが、アクセス解析の結果、ある事実に気づいたのです。
このページにたどり着いた人たちは、困っていたのです。

そう、「接待の誘い方に困っている」
ならば、たくさんの接待の誘いを断ってきた私が、相手のペースにはまり、接待を受けざるを得ない状況になるケースをご紹介しようではありませんか。
今回は、得意先を接待に誘い出したい人、必見の記事です。

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私は接待に誘われても普通は絶対に行きません

まず前提として。私はタダ金でおいしいものを食べたいという気持ちは一切ありません。食べたいものがあったら自分でお金を出して食べます。また、キャバクラとかそういう類のお店には一切興味がありません。時間のムダだからです。極端なことを言うと、これを見ているあなた!あなたが私にとってどういう存在かということが肝心です。

なぜ私は接待に行かないのか

それは信念があるからです。
接待にズブズブにハマって取り返しのつかなくなった人を何人をも見ています。それでは正常な判断と仕事はできません。ズブズブにハマってしまう人は、仕事と接待を切り離して考えてしまいます。相手側の企業にとっては何のメリットもありません。単に経費の無駄遣いになります。相手側の企業にとって、何のメリットもないことが判明したら、みんな逃げていきます。そう、ズブズブにハマった人から逃げ、その会社からも逃げていってしまうのです。何の意味もありません。

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あなた自身に魅力があるのか、ないのか

私が接待を受けたいという相手。それは、自分にないものを持っている人です。私は、自分の知らない世界を知っている人に興味津々です。会社には正直興味がありません。誘ってくれるその本人が、自分の知らない世界を知っていて、その話をしてくれることに興味があります。もちろん、おもしろおかしくお話をしてくれた方がいいので、しゃべりのうまい人がいいですね。

相手にない世界を語れる能力

きっと営業さんだったら誰もが持っていると思います。若い営業さんだったら学生時代にどういうことをやっていたか。転職をした人は、前職でどういうことをやっていてどういう苦労をしたか。万人に共通するのは趣味の話ですね。音楽とか旅とかはテッパンです。しゃべりが得意ではない人は、ツールを使いましょう。このツールを使えば、相手の興味を引くことができます。

しゃべりが下手なら写真やイラストで

たとえば、旅行ネタは話が膨らましやすいです。たとえば、出張で九州に行ったとしましょう。そのときに「こんなもの食べたんですよ!」「こんな風景を撮ってきましてね」と言った具合に、スマホで撮った写真を見せるのです。写真は特に説得力がありますよね。おいしいものやキレイなものをアピールするには絶好のツールです。気むずかしい相手でも、写真をきっかけに興味を引くことができます。

バイヤーの立場から

私は実際に年に接待を20回ほど誘われますが、行くのは数回です。そう、私が接待を受けるのは選ばれし者なのです。先程も言いましたが、自分の知らない世界を知っている人には興味津々です。興味ない人には私はとことん興味がありません。

接待に連れ出すことが目的になっている

本当に若い営業さんに多いのですが、接待に連れ出すことが目的になっています。
きっと上司から言われるんでしょう。「お前も、担当だったらのりさんを接待に誘ってこいよ!」と。
それで別に大して仲良くないけど、私に声を掛けて来る。

当然お断りです

私はこういったアプローチをしてきた営業さんに対しては、
「ごめんね。私はお酒飲めないんですよ。そういうのが好きじゃないんで。」
と断ります。向こうもすぐ引き下がります。
「ダメって言われました」とすぐ報告できますからね。私が実際に発言していますし。
そんな接待、絶対に私はごめんなさいです。私の信念です。

基本的に接待はNG

私は、基本的に接待はNGだと思います。コンプライアンス的にも良くないし、基本的にはグレーゾーンについては踏み込むべきではないと思っています。これは私の信念です。

しかし、例外があります。
先の私の営業時代の実体験に通じるものがありますが、私が魅力的に感じた営業さんとはプライベートでお付き合いをさせて頂いています。

プライベートの付き合いとは

私の定義は、費用を折半する、ということです。
折半と言っても、たいていの場合、営業さんは自腹で払いたくないので会社の経費で落とすため、「今回のお代はこちらで処理しておきます。」と言うんです。
その時に必ず私がキラーセンテンスを唱えます。
「わかった。今回はいいけど、次回はプライベートで私が払うから。折半っていう約束だったから。
それを実行させてくれないと、もう金輪際付き合いしないし、担当を代えて欲しいって上司に言うからね。」
この言葉を聞いた相手のリアクションを観察することが大事です。
この場合2つのパターンに分けられます。

プライベートで付き合える人の見極め方

「今回はいいけど、次回はプライベートで私が払うから。折半っていう約束だったから。
それを実行させてくれないと、もう金輪際付き合いしないし、担当を代えて欲しいって上司に言うからね。」
と私が言ったあとのリアクション。

ごまかした=ダメ人間

ただ会社の金で飲みたかっただけの人です。百発百中、私を接待したという実績ができたことで満足。
絶対に次も誘ってきますね。そもそも私がその言葉を発したことすら覚えていないことが多い。
私はこの人とは二度と行きません。行きたくない。

意図を組んでくれた人

真顔になって、ピシッと背筋が伸びた人は次回私を誘うのを躊躇します。しばらく時間が経っても、こちらから声を掛けない限り、たいてい向こうからは声を掛けてきません。次回は私が払うと約束したのですから、向こうは誘えないですよね。
それでも数ヶ月後、誘ってきた場合には、私ははっきりと言います。
「前回の時の約束覚えてるよね?僕が払うことになるから、お店は僕が決めさせてもらうからいい?」
と言うと、だいたい遠慮してそれ以上話が進まないことが多いです。
そこで「いや、今回もうちが・・・」と相手が負担するようなこと言ったら、もう一度前回話した内容を伝えて、不機嫌そうに話をすると、たいてい食事会は断れます。

ここまでは、私にとって何のメリットもない接待です。
私は自分のお金で好きなものを食べたいと思っているし、一人で食べるのも好きです。
別にご機嫌伺いで接待なんてしてもらいたくないと思っています。

但し、唯一の例外があります。

人間的に魅力がある人とは食事をしたい

先程の話。接待が終わった後、
「今回はいいけど、次回はプライベートで私が払うから。」
と言ったときに、「次回、のりさんがお暇なときに声かけてください。本当にお呼ばれしますよ!」
というリアクションを返してきてくれた人は、それからつながっていくことが多いです。

実際に中国に駐在している、仕入先の方とは今でも友達として、一緒にショッピングをしたり、僕が中国に行ったときはごちそうになり、彼が日本に帰ってきたときは僕がごちそうしています。すごく気持ちがいい関係です。

なんの曇りもありません。

なぜそう言えるか、なぜそういう関係ができたのか。

彼には自分にはない魅力があったからです。
私の知らない世界を教えてくれる勉強になる存在だったからです。

営業にとって接待は意味がある!

いかがでしょうか。接待を受ける(バイヤー)の立場からも書いてみました。
営業さんにとって、接待は意味があると思います。でも、肝心なのはお客さんにも有益でないと意味がないわけです。女好きの人にはキャバクラもいいでしょう。歌好きの人にはカラオケもいいでしょう。グルメ好きの人には高級レストランもいいでしょう。お客さんに合わせて、お客さんの立場に立って考えることが重要です。

皆さんの営業活動が充実したものになりますように。