初めての調達。お手伝いをさせていただきます!

定例会議でネタがない時に使う3つのテクニック!

のりかずの仲間
我が社では、毎週営業主催の定例の会議があります。
そこには暇そうな役員がずらっと並びます。
毎週毎週、そのネタに困っています。

きっとそんな人、多いですよね?

毎週毎週同じネタを繰り返すわけにもいかないし、ある程度インパクトを残したい。
手抜きの内容でもそれっぽく見せることができるテクニックを教えて欲しい!

わかりました。私のりかずが、皆さんを助けましょう。
まず最初に結論を言っておきます。
「内容に自信を持って、発表して下さい」
それでは、最後までお付き合いください。

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テクニック①内容がチープでも発表の仕方によってカバーできる

例えば、わざと難しい内容を取り上げる。

「これ、分からない人も多いですよね?だから分かりやすくまとめてみました。」
「お客さんもよく理解していない人が多いです。わかりやすくポイントを絞って説明をするので、営業の皆さん、しっかり聞いて下さい。」

こういったフレーズを加えることで、急に説得力が増します。
ポイントは聞いている人たちに近い話題であることを認識づけることです。

テクニック②理解していない人ほど図やグラフに騙される

まずそもそも、主題がわかりにくいときには、写真や図を必ず入れましょう。
さらに、その議題が業界でどれぐらいの位置づけであるとか、客観的な視点をどこかで入れるのがポイントです。

テクニック③箇条書きを使う(整理されているように見える)

文章ではなく、箇条書きをうまく使いましょう。
□で囲ってみたりして、強調するとまずまずスペースを確保できます。

実演

そんなわけで、今回実証実験をしました。
今回のテーマは、とある環境負荷物質です。
10行ほどの内容で、それだけのスペースを取るほどの内容では無い題材でしたが、自信を持って発表をしてみました。

実際に作成した書類

1)環境負荷物質XXXX調査
3月にT社から依頼があり、先行して動いていたが、今月D社からも依頼が入った。
今後も他メーカーにわたり影響調査を受ける可能性があるため、再度情報展開する。
●経緯
・REACH規制でYYYYの規制が2020年7月にスタートする。
・複数社からXXXXの加工した状態の材料中で、意図せずYYYYが発生することが判明。
[写真]    [円グラフ]

●XXXXとは
(機能)
・・・・
(製造方法)
①・・・  ←この方法で意図せずYYYYが発生する
②・・・
③・・・
【今後の進め方】
既に該当仕入先には展開済。各メーカーからも仕入先に同様の調査依頼が入っている。
法令遵守事項にあたるため、しっかりと仕入先に協力を求め、問題の無いようにしていく。

口答での説明

「今回、発表する内容は先週もさらっと紹介した内容ですが、別のお客様から調査依頼が入りました。
非常にわかりにくい内容でしたが、この内容、法令遵守事項になります。守らないといけません。
よって私なりにかみ砕いてポイントをしぼって下にまとめてみました。営業の若手の皆さん、よく聞いて理解を深めて下さい。」

・・・詳しい内容は割愛しますが、
基本的には資料を読み上げ
・写真でこういったものですと説明
・この物質がどれぐらいのシェアを占めているかを円グラフで説明
※会議資料を紙で渡される場合は色使いに注意。モノクロ印刷想定で、識別しやすくする。

周りを見渡すと「ほぉ~」と納得している人たち多数。(あれ?これうまく行っている?)

堂々と発表したらここで副効果発生。

思わぬ副効果

1.会議の締めで、司会者から
「先程、調達課長から発表があった内容。法令遵守ということでわかりやすくまとめてくれました。若手社員の人はよく理解して、お客様から問い合わせがあったらスムーズに調達をはじめ、関係部署に展開するように」
2.会議終了後の開発部の課長(先程の会議には出席していない)から電話にて
「のりかず課長が、例の環境負荷物質に非常に詳しいと聞きました。詳細を教えて欲しい。
開発役員から早急に詳細をまとめるように、と指示を受けました。」

おさらい

振り返ってみると、私にとって今回の発表はギャンブルでした。
こんなに中身がない内容だけど、自信満々に発表して、呼びかけてみたらどうなるだろうか、と。
この内容をよく知っている部下に
「ねぇ、あんな内容を自信満々に発表したけど、どう思った?」
と尋ねたところ、
「すごいな、と思いました。写真やグラフが入っていて、説得力が増してました。みんな営業の連中、真剣に聞いてましたよ。」
とコメントをもらいました。

我ながらこの発表、よくできたと思います。
自信を持って発表することの大切さを感じました。

皆さんも資料を作成するとき、それなりの時間が掛かりますよね。
その自分が生み出した資料(作品)を堂々と世の中に送り出しましょう。
あなたの日頃の行いがこういったときに実を結びます。
自分の資料に自信を持って発表をして下さい。
そして、信念を持って発表を!